
小磯記念美術館内のショップ横のロビースペースで、神戸室内合奏団の4名によって演奏会が開かれました。
観客は150名程度の小さな演奏会ですが、演奏者の目に前で音楽を聞くことができ、迫力のある音を楽しむことができます。
曲目は、
1)サウンド・オブ・ミュージックから8曲メロディ
私が古きこと数十年前の中学2年生の時にこの映画が日本で上映され、大変なブームになりました。
今年、NHKでこの映画のモデルとなったドラップ一家の「マリアが語るフォン・トラップ一家物語」 がありました。当時一番小さかった次女のマリアがアメリカへ無一文で移住し、家族で演奏会をおこない、最後はバーモント州のストウの山の中で自分たちでコテージ(トラップ・ファミリー・ロッジ)を建てる話でした。どんなに苦しくても前向きに生きてきたマリア(現在92歳)の明るい姿をみると、私も本当励まされました。
そのような思い出に浸りながら、「ドレミの歌、エーデルワイス、マリア、すべての山に上れ 等」を心の中で歌いながら、弦楽4重奏を聞くことができました。
2)秋の歌つむぎ~コノハムシ風~
京都市立芸術大学の岡田加津子が秋の日本の童謡(赤とんぼを~夕焼けこやけ)12曲をうまくアレンジした曲です。小さいときにいつも歌っていた童謡を聞くと心から懐かしさに包まれます。
3)ベートヴェン 弦楽4重奏 ハ長調「ラズモフスキー第3番」
ロシアのオーストリー大使であり、音楽家のパトロンであったラズモフスキーにささげられた曲です。
全体で約1時間の演奏会でしたが、神戸室内合奏団の4名の息もぴったり合っており、元気のある見事な演奏でした。
次回のコンサート予定は以下のとおりです。
2007年12月22日(土曜)「クリスマス・コンサート」14時開演
曲目
・ F.J.ハイドン 弦楽4重奏曲 ト長調 OP.77-1
・ クリスマス曲集
J.ブラームス 弦楽4重奏曲 第一番 ハ単調 OP.51-1
コンサートは無料ですが、美術作品を鑑賞するための入館料金が必要です。
アクセス JR住吉(阪神魚崎)~六甲アイランド北口(六甲ライナー) 徒歩2分
合掌 山さん
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