ポートアイランドは神戸の三宮の南にできた広大な人工の島です。そこには住宅、大学、企業、港湾施設等があり、多くの野外彫刻が展示されています。

まず、三宮のポートライナー駅の「るる」を見ることからスタートしましょう。
新谷英子の「るる (1991年製作)」です。ポートライナー10周年記念として作成された作品で、ポートライナーのホーム(乗り場の中央)に設置されています。大きな筒状の円筒に3つのビーナスがレリーフのように作られています。伸びやかな手、美しく顔、実に魅力的な作品です。
中央公園駅でおりて、北公園にまず行きましょう。神戸を海から見ながら、公園内の3つの彫刻とみなと異人館(「旧ヘイガー邸)を訪れましょう。


次にワールド記念ホールを訪れて、最後に先端医療センター駅で新谷の作品を見ます。島の中をゆっくり散歩しながら楽しみましょう。
上図はマルタ・パン (Marta Pan 1923~ )の「三つの部分からなる彫刻 神戸・ワールド本社ビル1984年製作」という作品です。以前札幌芸術の森の小さな池に白鳥とともに展示されていた白い作品が気になっていたのですが、その作品がマルタ・パンのものでした。マルタのテーマは「都市と自然との調和」です。 作品の白色の美しさと柔らかな曲線が、モダンな雰囲気を持っているこのポートアイランドと実にうまく調和しています。三つの作品ですが、こちら側に2作品、ビルの向こう側の入口にもう一つ展示されています。
ここで紹介できなかった作品は「アートを楽しむ山さんの美術散歩」にあります。
山さんの合掌 山さん
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