
次の総合運動公園では、1985年のここで開催されたユニバーシアード神戸大会を記念する作品が設置されています。
最後に、終点の西神中央駅では、パークアベニューを中心として、バラエティにあふれた作品があります。具象あり、抽象ありで彫刻作品を十分に楽しむことが出来ます。
1)柳原義達 勝利者の像
この作品は、1985年に神戸で開催されたユニバーシアード神戸 大会を記念して彫刻界の巨匠 柳原義達(1910~2004)によって製作された作品です。
タイトルは「勝利者の像」と命名され、記念競技場の正面に設置され、像の周りには優勝者の名前が彫られています。
作品の姿は右手の握りこぶし等柳原の代表作「犬の唄」に似ていますが、表情は異なっています。 正面を見据え、自分の力を出し切った誇り高き競技者のさわやかな顔を表現しています。じつに気持ちのいい顔ですね。
この作品は、1985年に神戸で開催されたユニバーシアード神戸 大会を記念して彫刻界の巨匠 柳原義達(1910~2004)によって製作された作品です。
タイトルは「勝利者の像」と命名され、記念競技場の正面に設置され、像の周りには優勝者の名前が彫られています。
作品の姿は右手の握りこぶし等柳原の代表作「犬の唄」に似ていますが、表情は異なっています。 正面を見据え、自分の力を出し切った誇り高き競技者のさわやかな顔を表現しています。じつに気持ちのいい顔ですね。
2)岩城信嘉 かたらいの譜

岩城信嘉(いわき のぶよし 1935~ )の「かたらいの譜(1983年製作)」という作品です。
石の作品でこれだけのねじれた大空間を製作するのは大変だったろうと思います。よく立っているなあというのが実感です。
途中で隙間があります。親子の会話でしょうか。それとも恋人同士の会話でしょうか。なにか人間同士が、仲良く話しているように見えます。

岩城信嘉(いわき のぶよし 1935~ )の「かたらいの譜(1983年製作)」という作品です。
石の作品でこれだけのねじれた大空間を製作するのは大変だったろうと思います。よく立っているなあというのが実感です。
途中で隙間があります。親子の会話でしょうか。それとも恋人同士の会話でしょうか。なにか人間同士が、仲良く話しているように見えます。
3)高田大 蜃気楼
高田大(たかだ だい 1958~ )の「蜃気楼」という作品です。
蜃気楼とは、「遠くの景色が通常とは違ったように見える現象」ですが、この作品は異次元の雰囲気を持っています。
長方形の石の上に、半分の顔しない人物の上半身が乗せられています。右手がありますが、手のひらは不思議な方向(逆向き)になっています。もしかしたら本人の手ではないかもしれません。
私たちの中の無意識の人物像となにかシンクロするものを持っているのかもしれません。ゆれては消えていくイメージのように揺らぎを感じます。

蜃気楼とは、「遠くの景色が通常とは違ったように見える現象」ですが、この作品は異次元の雰囲気を持っています。
長方形の石の上に、半分の顔しない人物の上半身が乗せられています。右手がありますが、手のひらは不思議な方向(逆向き)になっています。もしかしたら本人の手ではないかもしれません。
私たちの中の無意識の人物像となにかシンクロするものを持っているのかもしれません。ゆれては消えていくイメージのように揺らぎを感じます。
その他の作品は「山さんの美術散歩」を参照してください。
合掌 山さん
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