
地下鉄の御堂筋線淀屋橋駅で下車すると、そこには中之島緑道と明治24年(1891年)に大阪市で初めて誕生した中之島公園のがあります。
堂島川と土佐掘川の真ん中にある約1.5kmにおよぶの緑色のベルト地帯です。公共施設や美術館とがあり文化豊かなところです。
特に中之島緑道は400mにわたり10体の彫刻と緑豊かな花々があります。その周辺には、ブルーデルの作品や日本を代表する彫刻家の作品が設置されています。12月の夜には中之島公園一帯には光のイルミネーションがなされます。(上図をクリツクすると拡大)
彫刻もライトアップされているので、ちょっと寒いですが、12月の夜に見に行かれることをお薦めしまします。
1)トム(トーマス)・ シャノン Hi_Phi

この3つの物体はなんだろうかといろいろ調べてみました。するとこの作品はこの企業の経営理念の一つである「成長する力」を表現しているとのことでした。
また、3つの大きさは、「1:1.618」からなる最も美しい黄金比率で出来ています。そうして、最初の玉が「安定」、真ん中が「成長」、最後が「力強さ」を表しているのでしょうか。そのように考えてみると納得は出来ますが・・・・・・・ 。
Hi_Phi(ハイファイ)の意味は「原音や原画に忠実な再現」ということなので、成長していくさまの本質を表現しているのでしょう。実に不思議な物体が、空間に浮かんでいるように思えます。
2) 天野裕夫 十魚架
十字架ではなくて、十魚架とは。その想像力に脱帽です。大きな足、それに垂直に立っている人。その体を水平に貫いている魚。独自の世界を持っています。
天野は「30年も作っているとこうすればこうなると頭の中で考えるようになる、しかし、頭でイメージして作れることは割合限られている。自分の手を信じている。
手が作っていくということを信じてやっている」と話しています。 おそらく手が作っていくとは、頭でいろいろと考えるだけではなく、無意識の手の動きに任せるということなのでしょうか。
創造性は無意識の働きが大きいと天野の作品を見ながら気づきました。
3)斉藤均 It blows(風標)
ステンレスの角材を丹念に積み上げた作品で、斉藤によるとIt blowsということで、「風が吹いてきたよ」ということだそうです。
その風はどんな風なのでしょうか。 私は緩やかな風を感じます。微妙に感じるさわやかな風です。都会の真ん中の気持ちの良い風です。
斉藤のHPではIt blowsの多くの作品をインターネットで見ることが出来ます。お薦めのページです。
残りの作品は「アートを楽しむ山さんの美術散歩」で楽しんでください。
合掌 山さん
1 件のコメント:
昨日セミナーでお世話になった岡本です。
家に帰ってから、事業をやっております主人も判定してみましたら、確かに~と言うことがあってますます納得してしまいました。主人は夏の1年目、来年から2年目です。しかしこんなご時勢にどんな夏になるのやら・・
それとこの理論が占星術と結びついているとは、昨日聞かされてびっくりしました。私は占星術もやっていますので、4シーズン12パターンを12星座の流れや12ハウスに当てはめれるのではと思いました。
すごく楽しく有意義な4時間でした。山さんとの出会いにも感謝いたします。
春の1年目にふさわしい1日でした☆☆
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